XenForo
プラットフォーム · この詳細解説は、プラットフォーム自身と プラットフォーム自身と補助ツールのページ。
概要
XenForo はソーシャルネットワークではなく、アカウントを作って使うプラット フォームでもない。有料のフォーラムエンジンであり、ライセンスを購入し、 自分のサーバーにプログラムを設置して、自分自身が所有するコミュニティを 手に入れる。広告に関するルール、モデレーション、誰を受け入れるかの判断は、 他人のものではなく自分のものになる。
運営者は XenForo Ltd. で、 «Community platform by XenForo® © 2010‑2026 XenForo Ltd.» という表記がドキュメントのフッターに置かれている。
コミュニティ担当者にとって XenForo が意味を持つ場面は一つ、ブランドが 他人の場所での存在感ではなく自前のフォーラムを必要とするときである。 この解説で通常プロモーションと呼んでいるものは、ここではすべて 運営管理に変わる。
利用者層
XenForo に利用者層というものはない。あるのはライセンスを購入した 管理者だけである。
ドキュメントの言語は英語。エンジン自体は多言語対応で、インターフェイスは «フレーズ»という仕組みを通じて翻訳される。一つのインストールに複数の 言語を持たせることができ、訪問者は自分の言語を選び、管理者が既定の言語を 指定する。 既成の翻訳については、開発元が自社のリソースディレクトリで探すよう 案内している。
始め方
サーバーに必要なもの
インストール手順は«ensure that your server meets XenForo's requirements» と求めている。ドキュメントから読み取れるのは次の点である。
- 空の MySQL データベースとその接続情報、さらにサーバーへの FTP アクセスが 必要である。これが«To install XenForo you will need»という一覧の最初の項目にあたる。
dataとinternal_dataのディレクトリは書き込み可能でなければならない (Linux では«chmod 0777»、Windows/IIS では IUSR_ アカウントに対する «Full Control»)。- インストーラーがアクセス権以外の点で警告を出す場合は、手順に直接 書かれているとおり«your server does not meet XenForo's requirements and your host will need to make changes to their PHP configuration» ということになる。
- 絵文字と完全な Unicode のためにはMySQL 5.5 以降と UTF8mb4 の文字コードが 必要である。
- アドオンの«Enhanced Search»はElasticsearch 2.0 以降を必要とし、開発元は 大半の共用ホスティングにはそれが入っていないと注意している。
インストール
手順は単純である。購入者用の管理画面からアーカイブをダウンロードし、 展開し、upload ディレクトリの中身をサーバーにアップロードし、ブラウザーで example.com/community/install/ のような住所を開いてウィザードを進める (手順の詳細)。 これを手作業でやらずに済ませる方法は二つある。購入時または後から管理画面を 通じて XenForo のスタッフによるインストールを依頼するか、インストールと 更新が自動化されている XenForo Cloud を利用する。
費用
価格は販売元が自社の購入ページ、xenforo.com/purchase/ と xenforo.com/pricing/ で定めている。製品の構成はドキュメントの フッターで確認できる。フォーラム、メディアギャラリー、リソース マネージャー、拡張検索、インポーターである。
投稿できる内容
内容の制限を定めるのはフォーラムの所有者である。エンジンが用意するのは 枠組み、すなわちスレッド、投稿、添付ファイル、BB コードによる記法である。 許可されるファイル形式の一覧はオプション«Allowed attachment file extensions» で設定し、同じページには種類・所有者・日付で絞り込める添付ファイル マネージャーと、削除した添付ファイルは復元できないという注意書きがある。
フォーラム利用者向けのルールもまた自分のものである。XenForo には «Terms and rules»と«Privacy policy»という二つの文書が同梱されており、 利用者は登録時にこれに同意する。その文面はフレーズの仕組みで編集するか、 外部ページへのリンクに差し替えられる。
伸ばし方
自分の内容を他人の利用者層に«見せる»フィードのアルゴリズムはここには ない。これは自分のサイトだからである。広告について用意されているのは、 組み込みの掲載機能である。広告は Setup > Advertising の画面で追加する。 既成の一覧から位置を選び、広告主の HTML を貼り付け、必要であれば ユーザーグループごとに表示を制限する。 ドキュメントは組み合わせ方も直接示している。有料のアカウント アップグレードを購入した人には広告を隠す、という使い方である。
収益化への道
XenForo は投稿者に支払いをしない。支払うのは自分のフォーラムである。 標準の手段は«paid user upgrades»であり、利用者は拡張された権限を持つ グループへの移動を購入する。権限を通じて任意のセクションや機能への アクセスを販売できる。 まず支払いプロファイルを設定し、次にアップグレードそのもの、つまり価格、 期間、自動更新を設定する。
支払いは外部のツールを通じて行われる。ドキュメントは Stripe、PayPal、BrainTree、2Checkout を挙げている。支払いの対象地域は XenForo ではなくこれらのツールが決める。
ツールと自動化
REST API はあり、しかも公式のものである。[XenForo 2.1 で登場し、 https://example.com/community/api/ のような住所で利用でき、既定で有効に なっていて、src/config.php の $config['enableApi'] = false; という行で 無効化する](https://docs.xenforo.com/manual/reference/rest-api)。 応答は JSON で、エラーは 400 番台のコードで返る。
キーの作成は管理画面のみ、しかもスーパー管理者のみが行える。 キーが作成されるとすべてのスーパー管理者にメールが届き、キー自体は ゲスト用、ユーザー用、«super user»用の 3 種類がある。最後のものは 任意の利用者の名義で動作し、その権限を回避できる。 認証なしでの API 利用はできず、一般の利用者が自分でキーを発行することも できない。開発元はAPI のクライアントごとに別々のキーを用意し、必要な スコープだけを与えることを勧めている。
API の範囲はリファレンスのセクション一覧から見て取れる。フォーラム、 スレッド、投稿、ユーザー、添付ファイル、プライベートな会話、メディア ギャラリー、リソースマネージャー、検索、統計、OAuth2、oEmbed である。同じ場所には alert:read、attachment:write、 conversation:read、node:delete といった形のスコープも挙げられており、 権限はかなり細かく分けられている。
制限とルール
フォーラム内の規律はポイント制で運用される。モデレーターが警告を出し、 ポイントが積み上がり、しきい値に達すると«warning actions»が自動的に 制限や利用停止を適用する。警告にはそれぞれ独自の重みと独自の «失効»期間がある。
スパム対策は別立ての機能群である。登録者を StopForumSpam のデータベースで 照合すること、DNS ブロックリスト、登録タイマー、watch * online のような パターンを使う«スパムフレーズ»、Akismet による本文の判定とモデレーション 待ち行列への送付がある。 CAPTCHA はreCAPTCHA か独自の質問と答えのどちらかで、同時に使えるのは 一方だけである。
主要な法的制約は明白だが、口に出しておく価値はある。サーバー、利用者の データ、現地の法令の遵守は自分の責任である。エンジンは道具を与えるだけ である。
向いている人
XenForo が向いているのは、完全に管理下に置いた自前のフォーラムを必要とし、 ライセンス料を払ってサーバーを維持する(あるいはクラウド版を利用する) 用意のある企業やメディアである。既成の利用者層を求める人には向かない。 製品の作りからしてここにはそれがない。予算の見通しを重視する人にも 向かない。予算の計画は販売元から直接得た数値に基づいて立てることに なるからである。
データベースの検証済みデータ
詳細解説が依拠する、検証済みの簡潔なデータ。
プラットフォームの概要
プラットフォームは自らを次のように説明している:«XenForo is a compelling community forum platform with a premium user experience, reliability, flexibility and security. There is no better platform upon which to grow your community.»
自己説明:プラットフォーム自身による記述であり、独立した評価ではない
出典, 確認済み 2026-07-28
ドキュメントのフッターには «Community platform by XenForo® © 2010-2026 XenForo Ltd.» と記載されている
利用できる唯一の公式ドメイン
出典, 確認済み 2026-07-28
始め方
インストールには購入者アカウントの情報、FTP クライアントとサーバーへのアクセス、空の MySQL データベースが必要。data と internal_data のディレクトリは書き込み可能である必要がある (Linux では «chmod 0777»、Windows/IIS では IUSR_ に «Full Control»)
PHP と DBMS のバージョン要件の表は、閲覧できるページには見当たらない
出典, 確認済み 2026-07-28
Unicode と絵文字の完全な対応には、MySQL 5.5 以降と UTF8mb4 の文字コードが必要。既存のデータベース向けには php cmd.php xf:convert-utf8mb4 のスクリプトが用意されている
確認できた唯一の DBMS バージョン要件
出典, 確認済み 2026-07-28
アドオンの XenForo Enhanced Search には Elasticsearch 2.0 以降が必要。開発元は、多くの共用ホスティングにはそれが用意されていないと注意している
ドキュメント内の直接の注意書き
出典, 確認済み 2026-07-28
コンテンツ
許可される添付ファイルの種類は «Allowed attachment file extensions» のオプションで指定する。添付ファイルマネージャーでは種類、所有者、日付で絞り込める。削除した添付ファイルは復元できない
«Attachments» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
広告
広告の仕組みが組み込まれている。Setup > Advertising のセクションで、用意された一覧から表示位置を選び、広告主の HTML を挿入し、表示をユーザーグループで制限し、表示順と有効・無効の切り替えを設定する。テンプレートでは表示位置が <xf:ad position="..." /> のタグで示される
ドキュメントは、有料アップグレードを購入した利用者には広告を隠すことを明示的に勧めている
出典, 確認済み 2026-07-28
ここでの収益の仕組み
標準の収益化は «paid user upgrades»。利用者は、権限の広いグループへの移行を購入する。価格、期間、自動更新を設定でき、まず支払いプロファイルを作成する
«User upgrades» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
支払いは Stripe、PayPal、BrainTree、2Checkout を通じて行われる。プロファイルは Options > Service providers > Payment profiles で設定する
支払いの対象地域は XenForo ではなく、これらのツールによって決まる
出典, 確認済み 2026-07-28
制限
規律はポイント制で運用される。モデレーターは重みと失効期限を伴う警告を出し、しきい値に達すると «warning actions» が自動的に制限または利用停止を適用する
«Warnings» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
スパム対策としては、登録者を StopForumSpam のデータベースで照合すること、DNS ブロックリスト (例: Tornevall DNSBL)、登録タイマー、«watch * online» のようなパターンによるスパム語句、Akismet によるテキストの判定とモデレーション待ち行列への送付がある
«Spam management» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
CAPTCHA は 2 つの方式が使える。reCAPTCHA と独自の質問・回答形式で、同時に動作するのは 1 つだけ
«CAPTCHA» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
法的事項
エンジンには利用者向けの 2 つの文書 «Terms and rules» と «Privacy policy» が同梱され、登録時に同意する。本文はフレーズの仕組みで編集するか、外部ページへのリンクに置き換える
プラットフォームの規則を定めるのは XenForo ではなく、フォーラムの所有者
出典, 確認済み 2026-07-28
API アクセス
トップページに開発者向けドキュメントへのリンクがある:https://docs.xenforo.com/api — ページは開き、ドキュメントの特徴を備えている
訂正済み:以前の版では、トップページで見つかった api または dev という語を含むアドレスをすべて開発者向けセクションと見なしていた。該当する 57 件すべてをアドレスを開いて確認し、ドキュメントであったのは 24 件だった。
出典, 確認済み 2026-07-28
REST API は XenForo 2.1 で追加され、<ベース URL>/api/ の形のアドレスで利用でき、既定で有効。$config('enableApi') = false の行で無効にできる。応答は JSON、エラーは 400 番台のコードで返る
REST API のリファレンス
出典, 確認済み 2026-07-28
API への未認証のアクセスはなく、利用者が自分でキーを発行することはできない。キーを作成できるのはスーパー管理者のみで、作成時にはすべてのスーパー管理者にメールが届く。キーの種類はゲスト、ユーザー、super user (任意の利用者として動作し、その利用者の権限を迂回できる) の 3 つ
«API keys» と «Key types» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
API はアクセス範囲 (scopes) に分けられており、alert:read、alert:write、attachment:delete、conversation:read、media:delete_hard、node:write、profile_post:read のような形をとる。対象はフォーラム、スレッド、投稿、ユーザー、添付ファイル、メッセージのやり取り、メディアギャラリー、リソースマネージャー、検索、統計、OAuth2、oEmbed に及ぶ
エンドポイントのリファレンスと OAuth2 の仕組み
出典, 確認済み 2026-07-28
言語
トップページのインターフェース言語:en-US
言語はマークアップの属性から、言語版は hreflang から取得した
出典, 確認済み 2026-07-28
インターフェースはすべて «フレーズ» の仕組みで翻訳する。1 つのインストールに複数の言語を置くことができ、訪問者は自分の言語を選び、管理者は既定の言語を設定して、個別の言語の選択を禁止することもできる
«User interface text: Language» の節
出典, 確認済み 2026-07-28
出典が食い違う: facts.tsv では xenforo のインターフェース言語が https://xenforo.com/ を根拠に en-US と記録されている。今日このアドレスから返るのはサイトではなく Cloudflare の確認ページで、そちらにも lang="en-US" が付いている。データベースの値はこの代替ページに対応している可能性がある
相違は課題の要求により別の記録として記載した
出典, 確認済み 2026-07-28
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