Telegram の予約投稿:ボットは 1 分で作れるが、配信速度で行き詰まる
短い答え。 API へのアクセスは承認なしで即座に与えられ、トークンはボット @BotFather が発行する。制約はその先から始まる。配信速度、ボットが扱えるファイル サイズ、そしてプラットフォームの機能の一部がボットからは使えないことである。
*2026 年 7 月 27〜28 日に確認。すべての記述にはプラットフォームの文書への リンクを付けている。*
アクセス:申請も承認も不要
Bot API は通常の HTTP インターフェースである。トークンは @BotFather を通じて 自動的に発行され、アプリの承認は必要なく、トークンはリクエストのアドレスに そのまま渡される。 出典
これは取り上げたプラットフォームの中で最も入りやすい。Instagram ではプロ アカウントと連携ページが要り、TikTok ではアプリの審査が、Viber では商用契約が 必要になる。
速度:最大の制約
| 宛先 | 上限 |
|---|---|
| 1 対 1 のチャットへ | 1 秒あたり 1 通 |
| グループへ | 1 分あたり 20 通 |
| 全体への一斉配信 | 1 秒あたり 30 通ほど |
1000 人のフォロワーへなら、ボットはおよそ 30 秒で送り終える。10 万人へなら 1 時間かかる。Telegram で大量配信をあらかじめ予約しておくのは、これが理由である。
有料モードは上限を 1 秒あたり 1000 通まで引き上げる。1 通につき 0,1 Stars だが、誰でも使えるわけではない。最低でも 100 000 Stars と月間アクティブ ユーザー 100 000 人が必要になる。 出典
つまり、この高速化はすでに大きな読者を持つ側にしか開かれていない。
サイズ:ボットと人間では異なる
その差は 40 倍である。手で何気なく送れる動画をボットは送れない。これはツールでは なくプラットフォームの制約である。
何を運用できるか
200 000 人までのグループ、フォロワー数に制限のないチャンネル、1 対 1 の チャット、ストーリー、ビデオ通話。 出典
どう稼ぐか
公開チャンネルのスポンサー投稿、フォロワーからチャンネル所有者への個別 メッセージ、提案投稿(有料のものを含む)。 出典
手数料と支払いの条件をプラットフォームは公開していない。 出典
何が禁じられているか
スパムと利用者への嫌がらせ、暴力や違法な商品の宣伝。欧州連合の利用者には 最低年齢が定められている。 出典
別に記しておく。規約のページはドイツ語で届いた。言語は取得元の場所に よって変わる。こちらはドイツから収集しており、別の国では文面が異なる 可能性がある。
読者数について — 期間の記載がない
プラットフォームはアクティブユーザー 10 億人以上と公表しているが、期間を 示していない。1 日あたりか、1 か月あたりかが分からない。 出典
この数字を、他のプラットフォームの«月間アクティブ»と並べて比べることはできない。
手順
- @BotFather でボットを作る。1 分で済み、承認は要らない。
- 速度を計算に入れる。1 秒あたり 30 通ということは、10 万人のフォロワーに 1 時間かかるということである。
- ファイルは 50 MB 未満に保つ。そうでなければボットは送らない。
- 支払い条件の透明さを当てにしない。プラットフォームはそれを公開していない。
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